RX64Mは、イーサネット通信を用いた、IEEE1588規格準拠の同期機能を有します。RX64Mを用いて、センサー制御に必要な51.2KHz、102.4KHz、204.8KHz、409.6KHz、819.2KHzの各信号を生成、かつ、複数のRX64M間で当該信号の同期出力が可能です。下図に、その一例を示します。両端の一台をgrandmaster(GM)、もう一台をスレーブ(SO)、中間の２台をboundary clock(BC）としたdaisy chain構成で、PLDを併用して、上述の信号を同期出力出来ます。

各RX64M間を100Mbpsのイーサネットで接続することで、スイッチングハブ等が不要な、センサー制御データやセンシングデータの転送を行えます。上図に示すPCからの制御で、各RX64Mで精度良く収集したセンシングデータをPCに集めて解析するといった利用が可能です。

daisy chain構成が可能なRX64Mの特長を活かした、各種センサーネットワークへの適用をご検討ください。

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